青侍が生く!

IT営業マンが人生を賭けて税理士に転身した結果

続・絶対に落ちる!やってはいけない勉強法

第63回税理士本試験を惨敗で終えた僕。

しかし、大して凹んではいなかった。

なぜならば大して勉強していなかったからだ!

 

でも、このままでいいわけがありません。

こんなことではいつまで立っても税理士試験になんて受からない…。

そんな訳で、本試験初挑戦後は専門学校で勉強を…

 

 

 

しませんでした!

 

■結局通学しなかった第0年度… 

20万弱の学費も高いなと思ったし、なにより、当時の環境ではそこまでコストをかけてやり切る自信がありませんでした。

前の職場で平日に学校に通うのはかなりキツかったし、土日のどちらかを終日学校に、というのも踏ん切りがつきませんでした。

まぁこの時点で受かる気あんのかよって感じです。今考えれば当時の覚悟というのはそんなもんだったということですね。

自分も変に、0か100かの完璧主義者なところがあったので、そこまでコストをかけるなら完璧にやりたい。という変なこだわりにより、結局この年も学校に通うことはありませんでした。

 

■さらには財務諸表論まで間違った方向に…

引き続き独学を貫こうとした僕は、さらに変な方向にこじれていきます。

来年は簿記論だけでなく財務諸表論もやらなくては!

しかし、計算だけの簿記論はまだしも、理論と計算の両方がある財務諸表論の勉強方法なんて、僕には検討もつきません。

 

ほんで購入したテキストがコレ。

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テキストじゃねぇぇぇぇぇ!!

先にちゃんと説明すると、これは財務諸表論をしっかり勉強した上で読むべき書籍です。これで財務諸表論を1から勉強するものではありません。財務諸表論をしっかり勉強した上でこれを読めば、帯に書かれた通り、知識の質を高めることができるでしょう。

 

でも僕はアホなのでこれで勉強をすることにしました。

理由は、

帯のキャッチフレーズが良かった。

分厚い。

分厚いのに、安い。⬅︎

 

全然進歩してないですね。むしろ順調にこじれてます。

強いて言えば情報量が多い=分厚いものを選ぶようになった程度。

もちろんこれで0からの勉強ができるわけもなく、しばらくの間はひたすら通勤時間にこれを読み、財務諸表論ムッズーってなってました。

 

 

日商簿記2級も未だ突破できず…

そして、第63回本試験から数ヶ月が経った11月。日商簿記の季節がやってきます。

税理士試験の勉強がだいぶこじれていた僕は、再び日商簿記2級に焦点をあてます。

まずはなんとかこれを突破しなくては…。

僕は空いた時間を利用し、今度はまともなテキストとまともな問題集を使い、そこそこまともな勉強をします。

 

そして…。

 

不合格!!

 

圧倒的不合格!!

 

 

普通に不合格でした。感覚としてはどの問題も8割くらいまではわかるけど、最後の一息で解答にたどり着けない。結果、全然得点できない。と言った感じでした。

この辺りで、いよいよこのようなことを続けていてもダメだと感じるようになります。

 

■ちょっと本気になった日商簿記2級 三度目の正直

次の日商簿記2級の試験は2月。しかも試験日はよりによって自分の誕生日。

 

もうダメだ。

絶対に受かるやり方をしなければ。

 

そこから僕は考え方を改め、勉強の仕方を変えました。

そしてそこからは、まずは2月の日商簿記2級に受かるため、テキストも1からやり直し、問題を解き、できなければテキストを見直し、積み重ねの勉強をするようになりました。

税理士試験の範囲とは関係のなかった工業簿記も、もちろんテキストに沿ってきちんとやる。

結果、3回目にしてようやく、日商簿記2級に合格することができました。

 

そして、ようやくきちんとしたやり方で勉強し、まずは日商簿記2級の合格を果たしたところで、気付いたことがひとつありました。

 

自分は今の仕事を続けたままでは税理士試験になんて受かりっこないということでした。